こんにちは。
藤島住宅の船渡川です。
みなさん、「団体信用生命保険」はご存じでしょうか?
住まい探しをされている方は、耳にしたことがあると思います。
住まい探しにご興味のない方は、言葉は知ってる・・・くらいかもしれませんね。
「団体信用生命保険」とは、住宅ローンを利用する際に出てくる保険です。
住宅ローンを借りている方が、返済期間中に死亡、または所定の高度障害状態になってしまった場合に適用される保険です。
上記の状態になった時以降の住宅ローン残高が0円になる、といった内容です。
この保険には、各金融機関によって"特約"と呼ばれるオプションが用意されています。
分かりやすいものでいえば、「ガン・急性心筋梗塞・脳卒中」の三大疾病と呼ばれる状態と診断された場合にも、ローン残高が0円になる、といった『三大疾病特約』です。
特約を付けると、だいたいローン金利に数%の上乗せがあります。
※金融機関によっては上乗せ無しで付けられる場合もあります。
費用対効果としては、考え方に個人差がありますので、特約を付けるかどうかはその都度に返済例を算出し、比較検討するのが良いのではないでしょうか。
当たり障りのないことを言うのであれば、「つけておいた方が無難です。」となるのですが、こればかりはみなさんの価値観によって決めるべき事柄だと思いますので、ここではあえて言及しません。
さて、この保険は全て『住宅ローンの残高に対して充当される』保険となっています。
ですので、例えばガンと診断された場合の治療などにかかる費用には対応していません。
あくまでも、住宅ローンの残高にのみ適用される保険です。
通常のがん保険などに比べれば、掛け金に対する支払額は少なく済む傾向があります。
が、返済期間が進むと、当然ローン残高は残り少なくなっていきますので、この保険から支払われる金額も同様に少なくなるわけです。
で、支払われてもローン残高に充当されるのみ、です。
しつこいようですが、住宅ローンにのみ適用される保険です。
なので、治療や治療中の期間の生活費などには対応していませんので、こちらは一般的な医療保険、がん保険などで対応することになります。
表現がよろしくないかもしれませんが、住宅ローンを借りてすぐに死亡や高度障害、特約を付けていればガンなどの状態になった場合には、費用対効果は非常に高いと言えます。
正直、考えたくもありませんが、これが保険というものなんですね。
また、団体信用生命保険に限らず、保険というものへの考え方は年齢によって変わります。
20代~30代の方は、あまり保険に対して深く考えることが少ない傾向にあります。
40代以降の方は、自身の体の衰えなどを実感する機会が増えてくるからでしょうか、保険に対する考えが比重として大きくなる傾向となります。
住まいの購入、というものは人生において非常に大きなお買い物であり、大きな転機でもあります。
その転機に、人生設計の見直しとして、生命保険や医療保険なども少しだけ見つめ直す機会としてみても良いと思います。
やるべきことが多く、住まい探しに一歩踏み出すことを躊躇してしまいそうな内容に見えます。
ですが、これは良い機会なんですよね。
こんな機会がなければ、人生設計におけるお金について見つめ直すことは、あまり無いのではないでしょうか。
私は不動産業者の営業マンなので、保険に関する専門知識はそれほどありません。
ですが、『住まいの購入というタイミングで、その後の人生をお金面も含めて、見つめ直すキッカケにしてもらえたら良いな』と思い記事を書きました。
この記事を読んでくださった方の、何かしらの参考やキッカケとしてもらえたら嬉しいです。
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