こんにちは。
藤島住宅の船渡川です。
今日は、川口駅に関する話題を取り上げようと思います。
それは、「川口駅再整備基本計画(案)」です。
先日2月8日に川口市より公表された案で、川口駅に乗り入れる路線を増やそう、という計画です。
乗り入れとなる路線は、「上野東京ライン」です。
東北本線(宇都宮線)、高崎線と相互直通運転をしている路線ですね。
この路線が川口駅に乗り入れすることで、中距離路線を活用できるようになるだけでなく、同路線が将来的に羽田空港まで乗り入れる予定ですので、長い目で見たメリットの大きい計画となります。
この路線のために、川口駅に新しいホームを作成し、それに伴う改札口の増設など様々な計画を立てているようです。
いくつかのパターンが計画されていて、費用は川口市が全額負担する方向で調整をしているようです。
総額400億円を超えるプランもあるようで、果たしてどのような結果になるのか、今後に注目です。
現時点ではまだ案のため、これから川口市議会に出して了承を得たら、JR東日本と協議に入る、といった流れとのことです。
川口市は、埼玉県内で大宮駅、浦和駅に次ぐ利用者を誇る駅ですが、利用可能路線は京浜東北線のみ、という珍しい状況でした。
そこに新しい路線が利用できるようになれば、より利便性の良い駅になりますし、この計画に付随して駅周辺の回遊性の向上も計画に含まれていますから、駅周辺の環境にも大きな良い影響が出てきそうですね。
まだまだ先の長い話ではありますが、非常に楽しみな計画であることは間違いないですね。
と書きながらも、先が本当に長い計画ということも書いておかないといけないな、と思いますので念のために。
これから市議会の了承を得て、JR東日本との協議で協定を結び、そこから設計や測量などの準備を行い、新しいホームの作成とそこに付随する施設(改札の増設)などを実施していく、という内容でして現時点での見込みとして協定締結後から12年~16年ほど要するようです。
つまり、最終完成は2040年前後になる、ということですね。
本当に先の長い話ですが、埼玉県南部エリアにてこういった大きな良い話題が出てくることは嬉しいことですから、気長に続報を待ちたいですね。