３月１１日 - 藤島住宅：船渡川恭央　～明るく、楽しく、元気よく！不動産営業日記～

こんばんは。藤島住宅の船渡川です。

今日は、３月１１日ですね。

もう、あの震災から５年も経ったのですね・・・。

５年前のこの日も、今年と一緒で金曜日でした。

あの震災が起きた日、私は仕事で各現場を巡回している最中でした。

毎週金曜日は、週末の現場説明会に向けての準備で全営業で各現場のチェックなどしています。

その活動の最中に、あの時を迎えました。

車で移動中でしたが、あまりの揺れに停車したのを覚えています。

そして、昨年の社員研修旅行で三陸鉄道（島越〜久慈）に乗り、復興工事中の現場を見る機会がありました。

正直、映像でしか被害を感じていなかったのですが、すでに復興工事が進行している現場を見ることで改めて被害の大きさを感じました。

あの震災以降、地盤のことや耐震性のことを質問されることが多くなりました。

そりゃそうですよね。

あの映像を見たら、誰だって気がかりなはずです。

埼玉県南部で、地盤の良いエリアは非常に少ないです。

どのレベルの数値で「地盤が良い」と表現するのか難しいのですが、都心へのアクセスが良くて高台、はほとんどありませんね。

京浜東北線で言えば浦和駅以北、埼京線で言えば・・・南与野駅以北になるのでしょうか。

埼玉高速鉄道で言えば・・・新井宿駅周辺、戸塚安行駅〜東川口駅の西側の高台ぐらいかと。

さらに、そのエリアで駅まで歩ける＆周辺環境が便利なところ・・・非常に狭いエリアですね。

当然、そのエリアは高額＆土地の小さい物件ばかりです。

ちなみに、私の自宅のあるエリアは、地盤が良いとは言えません。

ですが、私はそこに居を構えました。

私にとって、「地盤の良さ」よりも大事な優先順位の高い希望、価値観があって、その条件を満たしていたからです。

もちろん、地盤も良ければ、それに越したことはありません。

ですが、そこまで希望要素に入れていたら、とてもじゃありませんが予算的にも物件数的にも買えません。

「妥協」と言われればその通りですね。

ただ、単に妥協したわけではありません。

私、私の家族が持つ価値観からくる優先順位を基に、購入を決めました。

希望条件をすべて満たす物件、ってあるのでしょうか。

もしあったら、その物件と出会えたことが幸運ではないか、とさえ思います。

不動産を理屈で評価することは、非常に難しいと思っています。

時には、感覚（フィーリング）を大事にしなければいけない、と思っています。

物件の持つ長所・短所と、自分たちの持つ価値観・評価基準・優先順位を照らし合わせて、「自分たちにとって良い物件」を探すことが大事だと思います。

そして、「もし明日、この物件が売れちゃったらヤダな・・・」と思える物件に出会えたら、それは幸運なことだと思っています。

なんだか3.11の話から大きく脱線してしまいました・・・(;´Д｀)

藤島住宅では、耐震性に優れた住まいを造っています。

それは、住宅性能評価書にて証明されており、地震保険が５割引きで加入できる住まいになっています。

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