こんにちは。藤島住宅の船渡川です。
また、勢力の強い台風が接近しております。
日本を縦断していく予報となっており、明日29日(土)から1日(月)にかけて注意が必要ですね。
今週末は、運動会を開催する学校も多いのではないでしょうか。
自然の力とはいえ、少々辛いですね・・・。
願わくば、大きな被害が出ることなく、来週を迎えたいですね。
今日は、「窓ガラス」のことで、少しだけ記事にしようと思います。
みなさんは、「ペアガラス」と聞くと、どのようなことをイメージされるでしょうか?
「ガラスが2枚ついてる窓」というのは、なんとなく分かりますよね。
あとは、「結露しにくい窓」というイメージも持たれているのではないでしょうか。
大まかなイメージとしては、間違っていないんですが、もう少し細かい部分を書こうと思います。
一般的なペアガラスとは、『2枚の板ガラス(3mm)の間を6mmまたは12mmの空間を開けた窓』となります。
ガラスとガラスの間にある空間が断熱性能を上げるポイントとなるわけです。
また、使用する板ガラスを、より性能の高い(もしくは効果を付加した)ガラスにすることで、より得られる効果を高めることも可能です。
例えば、「防犯ガラス」であったり、「Low-Eガラス」であったり、ですね。
また、技術的に非常に難しい「真空」を活用した商品も販売されていて、こちらはさらに断熱性能を高めることが可能です。
ちなみに、従来のガラス間の空間には「乾燥した空気」が入っています。
乾燥した空気を利用することで、空間内部での結露を防止することが出来るわけですね。
さて、一言で「ペアガラス」と言っても、これだけの違いがあるわけです。
また、窓にはガラスだけではなく、「サッシ」と呼ばれる枠の部分もあります。
また、「断熱」と「遮熱」という言葉でも、意味する性能が変わってきますのでご注意ください。
それぞれがどのような仕様となっていて、どのような性能を発揮するのか、をしっかりと見ることが断熱性能を比較する上では必要になります。
藤島住宅の造る住まいで、標準仕様として導入している窓のことを、ここからはお話します。
まずは、メーカーの方に作成してもらっているカタログの一部を抜粋したものをご覧ください。
藤島住宅で採用しているガラスは、「Loe-Eガラス」となります。
室外側のガラスをLow-Eガラスにすることで、太陽の日差しを軽減する効果を得られます。
強い西日にも高い遮熱性を発揮しますので、室内の温度を保つ意味でも効果がありますね。
デメリットとしては、太陽のポカポカする暖かさを好む人には向いていないことでしょうか。
ガラス溝幅が26mmとなっており、ガラス間の空間は16mmと一般的な12mmよりも広くなっています。
これは、ガラスを厚みのあるものに変更した場合でも、12mmは空間が確保できるように設計されています。
厚みのあるガラス、というのは防犯合わせガラスや防火ガラスなどを指します。
また、サッシ(枠の部分)には樹脂複合枠を採用しております。
これにより、アルミのみの枠よりも断熱性能を向上させることができ、窓枠での結露も防止する効果を得ることが出来ます。
今回は、窓にフォーカスして書いてきましたが、断熱性能を見るには窓だけではなく、断熱材も当然に見る必要があります。
断熱材は、建物工事が完成してしまうと見ることができない部分ですので、ぜひ建築途中の段階でご見学をされることをオススメします。
そして、使用している断熱材の「メリットとデメリット」を説明してもらうと、より理解を深めることが可能です。
断熱材に関しては、「長期的な目線でのメリット、デメリット」を把握されることをオススメします。
藤島住宅の造る住まいで使っている断熱材については、また後日記事にしようと思いますので、良かったらそちらもご覧になってみてください。
「藤島住宅で使用しているものが最高だ!」と言うつもりはありません。
ですが、「けっこう良いものを使ってるんですよ?」くらいは言っても良いのかな、と思っていますw
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