こんばんは。
藤島住宅の船渡川です。
先日のお客様のご案内の際に、こんな質問をいただきました。
「藤島さんの建物は、リビングが狭いですよね・・・」
たしかに、藤島住宅の造る住まいはLDKが大きいとは言えない間取りが多いです。
これには、実は理由があるんです。
まずは、現在販売中の【パークファミリア東川口(第31期大門)】の7号棟の間取り図面をご覧ください。
この図面を見ると、LDKが狭くなってしまう原因は・・・
図の赤い丸の部分が原因であることが分かります。
この赤い丸の中には、柱と筋交い(斜め材)が入っています。
つまり、「構造部分の一部」なんです。
藤島住宅では、造る住まいの基準の一つに『住宅性能表示制度:耐震性能の等級3』を設けています。
つまり、地震に強い住まいを造る、ということです。
ここでイメージしていただきたいのが、「ダンボールを潰す」ことを想像してみてください。
そのダンボールは2つあります。
1つは、中身が空っぽ。
もう1つは、中に仕切りが入っています。
この2つのダンボールを、外側から力を加えることで潰してみる、そんな想像です。
果たして、どちらのダンボールが潰しやすいでしょうか?
この想像で出てきた"中の仕切り"が、上の図の赤い丸に該当します。
大きな空間(LDKなど)を設けることは理想ではありますが、その部分の耐震性を損なう要因になってしまっては意味がありません。
木造軸組み工法での建築ですので、耐震性を求めるとどうしても"仕切り"の部分が必要になります。
その"仕切り"を邪魔になりにくいように取り入れながら、間取りプランを作成しています。
壁で支える工法(2×4など)もありますが、それぞれの工法に長所と短所があります。
その知識を持った上で、藤島住宅では現在の工法と採用し、間取りプランを作成しています。
ちょっとしたことではありますが、長く安心して生活をしていただくために必要な部分と考え、建築をしております。
とはいえ、この考え方やプランの作成が全てのお客様に受け入れていただけるとは思っておりません。
なぜなら、お客様みなさんそれぞれに各々の価値観があり、住まいに求める要素・内容が違ってくるからです。
図面上の数値では狭いと思えるLDKも、実際に体感していただくとそれほどでもないな、と言っていただけることも多々あります。
特に、『固定階段式の大型ロフト』がありますから、LDKに置いておくモノが少なくなることで、広さをカバーできることもあるんです。
この辺りの感じ方は、人によって様々です。
もしご興味を持っていただけるようなことがありましたら、お気軽にご見学希望としてお問い合わせください。
下記メールアドレスまで送っていただければ、随時対応させていただきます。
●パークファミリア東川口(第31期大門)特設ページはこちらから
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