こんにちは。
藤島住宅の船渡川です。
住宅ローンも含めたご予算についての話をする上で、大事なことが２つあります。
１つ目は、「いくらまで借りることが出来るのか」ということ。
２つ目は、「いくらまでなら毎月支払っていく事が出来るのか」ということ。
私の今までの経験上、１つ目だけを意識しているお客様が非常に多いですね。
たしかに、「うちの年収で、いくらまで借りることが出来るんだろ・・・」という疑問は非常に良く分かります。
そして、そこを気にしてしまうことも必然だと思っています。
ですが、それだけでは予算を考える上で足りないんですね。
借りた後には、必ず毎月の支払いが発生するからです。
物件の販売価格の数字が大きいので、現実問題として自分たちの状況や条件に落とし込むことが難しいのも、この考え方になってしまう理由の一つではないでしょうか。
ウン千万円、なんて数字を見て、実際の生活レベルに合わせた計算をいきなりできる方は少数でしょう。
では、どうすれば現実の生活レベルに合わせた形にすることが出来るのか。
それが、２つ目の「毎月支払っていける金額」に分解して数値化すること、です。
毎月の支払、となると分かりやすいのが現在の住まいで発生している支払い額、となります。
家賃と駐車場代を合わせた金額が一番分かりやすい目安になると思います。
もし、住まいの購入のためにお金を毎月一定の額を貯蓄している、という方は場合によってはその金額も含めても良いかもしれません。
様々な物件情報を見ていくことも大事ですが、やはり「身の丈に合った条件」をしっかりと把握することも大事です。
特に予算の部分で背伸びをしてしまうと、背伸びしている分はいつか自分たちに大きな負担となって返ってきます。
物件によっては、多少の背伸びは仕方がないのかもしれません。
ですが、「どこから先が背伸びなのか」を知っておかなければ、その背伸びが多少なのかどうなのか、も分からなくなってしまいます。
なんだか遠回りをしているような話に聞こえてしまうかもしれません。
ですが、この段取りが予算面を考える上では非常に大事ですし、ここが無ければスタート出来ないと言っても過言ではない、と私は思っています。
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