こんばんは。
藤島住宅の船渡川です。
突然ですが、みなさんは「ハンコ」「印鑑」「実印」「印影」の違いはわかりますか?
下記にまとめてみます。
「ハンコ」
別名は印章。
ハンコの物体そのものを指します。
「印鑑」
実印や銀行印などの"登録された"ハンコの印影を指します。
「実印」
市区町村の役所に登録した、公的に認められたハンコのことを指します。
「印影」
ハンコを紙に押したものを指します。
朱肉の跡、とも言えるかもしれませんね。
先日、河野太郎行政改革担当相が「全府省に行政手続きでハンコの使用をしない」ように要請されました。
「もし必要なのであれば、その理由を説明する」という内容です。
このハンコの廃止は、2018年にも法案が提出される予定でした。
※「デジタル・ガバメント実行計画」を調べてみると分かります。
ところが、この法案は全日本印章業協会など複数の団体から要望書として、この実行計画の一部に反対する動きがありました。
要望書の要約としては、「本人確認には印鑑のみを用いるべきだ!」という内容でした。
そもそも、ハンコは「これを使えば、だれでも同じサインをすることが出来る」という点が、個人情報保護の面で問題視されています。
※2018年の時には、上記の点が「ハンコは、誰でも同じサインが出来る点がメリットなんだ!」と会見で話していたことを覚えています・・・。
また、書類などで「印鑑が無いと認められない」ものって、実は無いんです。
契約書などでも、法的に言えば印鑑が無くても契約は認められるということです。
そんな中、昨今の"テレワーク化"が進む環境において、この「ハンコ」が足を引っ張る事態が今まで以上に目に付くようになりました。
不動産売買では、取引などを進める際に必ず関係してくる「役所」と「銀行」が正に「ハンコ絶対主義」のような体制ですから、必然的にハンコが必須となります。
これでは、テレワーク化はまず実現不可能です。
しかし、今回の動きが軌道に乗れば、一気に不動産売買業も変化することになります。
個人的には、非常に楽しみですね。
私が初めて自分のハンコを手にしたのは、小学6年生の時でした。
たしか、卒業の記念品としてハンコがプレゼントされたと記憶しています。
そのハンコを使って、自分用の銀行口座を母親が作ってくれたことがすごくうれしかったことを覚えています。
※ちなみに、この時の口座は今でもサブの口座をして活用しています。
今までの人生において、ハンコは当たり前なアイテムでした。
ですが、今後はそうではない状況が当たり前になる・・・そんな未来になる可能性が高くなりました。
仕事だけでなく、プライベートでもいろいろな面に影響が出そうな動きです。
ハンコだけでなく、書面やファックスも無くしていくような動きもあるようです。
今後の動きに注目しながら、いつでも動けるように心の準備だけはしておこうと思います。
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