藤島住宅:船渡川恭央 ~明るく、楽しく、元気よく!不動産営業日記~

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住まい探しで"間取り"を重要視することの危うさ

こんにちは。藤島住宅の船渡川です。

 

今日の話題は、『お住まい探しをされている方でよくご希望条件として出てくる"間取り"について』です。

※タイトルがちょっと尖り過ぎているかもしれませんが、ご了承ください。

 

実際、「間取りが良くない」という理由でその他のご希望条件を満たしている物件をNGにされる方もいらっしゃいます。

正直、非常にもったいないなぁ・・・と思います。

 

まず大前提として、『ご希望条件を全て満たす100点満点の物件は無いに等しい』という点です。

これは、「日当たりが良くて、広くて、駅に近くて、希望する環境が揃っていて、安い物件」が一番理想だと思いますが、そんな物件が都合よく存在するとはだれも思っていないでしょう。

実際、見る角度を変えて突いてみれば、何かしらのマイナス要素は簡単に見つかることでしょう。

 

そんな中で、上記のような「間取りが悪い」という理由だけで検討候補から外してしまうことは非常にもったいないと思います。

 

最終的には、『トータル評価』で良いかどうか、を判断するのは当たり前の話です。

その中で、"間取り"が物件判断の中で大きな要因となっている、という点は本当にもったいないです。

なぜなら、『「自分たちの生活に適した間取り」は、あっという間に変わっていくから』です。

 

一つ、例を出してみますね。

 

みなさんが子供の時、ご実家でどのような生活をされていましたか?

 

未就学の時、小学生になって高学年まで上がってくるまでの間、中学生や高校生になった時、そして成人して社会人になってから・・・。

 

生活拠点となるお家での生活の仕方は、その都度に変化し、その都度に順応していきませんでしたか?

※これは間取り(空間の使い方)だけではなく、"時間"や"お金"の使い方&考え方にも同様なことが言えるかと思います。

 

そして、これからの未来も同じように変化していくわけです。

それはご自身だけでなく、お子さんがいらっしゃるご家庭であればお子さんに対しても同様ですね。

 

つまり、『生活の仕方が変化すれば、その都度に最適と思われる間取りも変化する』んですよね。

 

このことを踏まえて、"間取り"がお住まい探しにおいて重要な要素となっていることがどういうことなのか、を考えてみましょう。

 

けっこう「危うい」感じがしませんか?

 

判断の軸がその都度に変化するわけですから、どこがゴールが定まっていないマラソンみたいな状況ですね。

これはシンドイと思います。

 

ちなみに、駅までの距離は基本的に変わらないですよね。

「新しい駅が出来て近くなった」等はあるかもしれませんが、「既存の駅が遠くなった!」は恐怖でしかありません。

 

陽当り状況も間取り同様に変化しやすい要素と言えます。

南側の建っている建物、隣接しているお宅の増築や改築で環境が変化します。

これは状況が好転することもありますね。

 

誤解のないように補足します。

"間取り"を重要な要素にすることが悪い、とは言うつもりはありません。

ただ、重要な要素にすることで起こりうるデメリットについて考えて欲しい、ということです。

そして、私個人はこの判断の仕方を「もったいない」と思っている、ということです。

 

お住まい探しは『トータル判断』で決断するものです。

 

その中で優先順位を確立させていき、その判断基準と照らし合わせて、それぞれの物件に評価を下すことが必要となります。

優先順位の確立が、それぞれのご家庭・・・もっと言えば、それぞれの個人で変化するわけです。

 

気が付けば、"間取り"の話から"住まい探しにおける優先順位の確立"の話へ変わってしまいました・・・。

 

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