こんにちは。
藤島住宅の船渡川です。
みなさんは、人と会話をする時に気を付けていること、ってありますか?
「会話」と一言で言っても、いろいろなシーンがありますよね。
親しい友人との会話、家族のだんらんの間での会話、仕事で取引先など社外の人との会話、先輩後輩などの関係性のある人との会話。。。
様々なシーンがありますが、「会話を相手に理解してもらえているかどうか」は気になることがあるのではないでしょうか。
先日、とある取引先の担当者との会話の中で、「後輩に仕事を教える」という話題になりました。
その際に私が話した内容が、どうやら参考になったようでしたので、今回はここでその話題を記事にしてみたいと思います。
「後輩に仕事を教える」ということは、「子供に話を理解させる」ことや「お客さんへの説明を理解してもらう」こと等にもつながると思います。
今回は、後輩に教えるというシチュエーションで話を進めていきたいと思います。
後輩に仕事を教える、ということは"仕事を経験し、知識として内容を知っている"先輩が"仕事としての経験がまだ少なく、知識もまだ足りてない"後輩へ話をする、という形ですね。
ここで大事なことは、「後輩は"仕事としての経験がまだ少なく、知識もまだ足りてない"という点を先輩側がしっかりと把握し、理解をしているのかどうか」という点ですね。
よく、仕事に限らず使われる言葉で、「知識や経験を自分の"引き出し"に入れる」という表現をします。
この言葉を活用します。
後輩の人は、まずこの"引き出し"そのものが確立していない状態です。
ですので、真っ先に仕事のことなどを話して聞かせたところで、その内容をしまっておくべき"引き出し"が確立していないので、内容を整理しておくことが出来ません。
ですので、いろいろと話を聞く機会があっても、その大半がその時限りの内容となってしまうことになり、結果として身につくスピードは格段に遅くなってしまいます。
つまり、この"引き出し"を作ってあげるところからスタートしなければいけない、ということになります。
「引き出しなんて、自分で作るしかないだろう。。。」
と思う方も多いのではないでしょうか。
引き出しそのものを作ってあげることは難しいのですが、引き出しというものをどのように使って、どのように整理していくのか、を「先輩なりにどのようにしているのか」を参考例として伝えてあげることが大事だと思います。
全員が、簡単に引き出しを作って情報を整理する能力があるのであれば、こんな話は必要ないのですが、残念ながらそうではないのが現実です。
情報や経験を吸収する、ということは「吸収するための土台(引き出しを確立させ、そこに情報を整理して入れておくことが出来る能力)がなければ成立しない」んです。
なので、いろいろとテクニカルな話をする前に、まずは相手に「引き出しの作り方と、その整理の仕方」を話すことから始める方が良い、と私は考えています。
もちろん、「引き出しの作り方やその整理の方法」は一つではありませんから、話をする側(先輩)が「自分はこうしている、こう考えている」という風に話をしてあげることで、話を聞く側(後輩)に話を聞くための準備運動をしておいてもらう、という感じでしょうか。
その積み重ねが、聞く側(後輩)にとって"自分なりの引き出し整理術"につながっていくことになります。
ですので、最初の一歩となる部分(引き出しの作り方)を話をする側(先輩)のケースを参考例として、その道筋の作り方・見つけ方のサポートをしてあげることが大事です。
「型にはめる」ではなく、「型をはめる」という感覚ですかね。
前者の型は、既存の物となるので後輩に合うか合わないか分からない型にはめこむイメージです。
後者の方は、後輩に合う型を見つけるサポートしてあげて、後輩なりに型を作り上げることをサポートしてあげる、というイメージですね。
この活動を行おうとすると、必然的に話をする側(先輩)の引き出しも改めて見つめる機会となり、内容が整理されるチャンスとなります。
つまり、先輩も自身の知識や経験を見つめなおす機会となり、原点回帰といいますか、自身を見つめなおすきっかけにもなりますね。
遠回りをするような話に聞こえるかもしれませんが、その後に訪れる会話をより効率的に吸収し、その内容を整理してもらうためには、この遠回りが大事だなぁと思います。
物を片付ける時、片付ける場所がなければ片付かない。
ごみを捨てる時、ごみを捨てる場所がなければごみが処理されない。
キャッチボールをする時、相手がグローブをちゃんとつけていなかったら、安心してボールに力を込めて投げることができない。
話をする時、その話を聞く耳を持ってもらえなければ話を聞いてもらえない。
受け皿となるべきものがしっかりとしていない状態で話を進めても、結局は2度目・3度目の話が必要となってしまい、結果として相手に理解をしてもらうことができなくなる、という悪循環が生まれてしまいます。
なので、キャッチボールをするのであれば、まずは相手にグローブを用意してあげて、その使い方を知っているのかどうかを確認し、知らないようであればそれを教えてあげる。
その上で、相手が取れるくらいの強度でボールを投げてあげる。
そうすれば、相手も怖がらずにボールを取ることができ、その成功体験を積み重ねていくことでより強い強度のボールでも取ることが出来るようになる。
そうすれば、キャッチボールを楽しいと感じてもらうことが出来るようになる可能性が上がる。
といった具合でしょうか。
引き出しからキャッチボールの話に例えが変わってしまいました・・・w
書いているうちに、こっちのほうが伝わりやすいかな・・・なんて思っていたら、こういう文章になっていました。。。( ̄▽ ̄;)
この話は、大人でも子供でも関係なく、様々なシーンで活用できる内容だと思います。
相手の理解度が足りていない、と感じると話をしている側もストレスを感じ、そして聞いている側も理解が出来ない状態なので当然ストレスに感じ、結果としてお互いに良くない状況が生まれてしまいます。
誰も得をしない環境を回避するためには、なぜその環境が生まれてしまうのか、を紐解いていくことが大事です。
その紐解きの一つとして、今回の話題とさせてもらいました。
不動産の話とはかけ離れた話題になってしまいましたが、何かしらの参考にしていただけるようであればうれしく思います。
もちろん、私がお住まい探しをされているお客さんと話をする際には、上記のようなことを気にしながらに説明などをさせてもらっています。
このような営業スタイルに興味のあるお住まい探し中の方がいらっしゃいましたら、お気軽に下記アドレスまでご連絡ください。
私のできる範囲で、お手伝いさせていただきます。
お住まい探しのお問い合わせは・・・
MAIL : funatogawa@fujishima.co.jp
FB:Facebook@船渡川恭央
Twitter:ツィッター@ふなちゃん@藤島住宅
TEL : 048-866-7111(代) ふなとがわ まで
自己紹介 : スタッフ紹介@船渡川恭央
HP :藤島住宅ホームページ@PC版
HP :藤島住宅ホームページ@スマホ版
オススメ記事@自分たちにとって良い物件とは・・・
オススメ記事@自分たちなりの判断基準とは・・・
お気軽にご相談下さい。